独立の支援に特徴がある千葉県市川市の会計事務所が教える

起業したいけど、
何からやればいいか分からない

起業したいと言われる方に、よく聞く言葉「何をしていいか分からない」

そうですよね。

会社員だった方が、新たにビジネスを始めるんですから。

そこで止まってしまうと、次には進めません。

しっかり準備をしなければ、倒産する可能性も高まります。

それでは何からしなければならないのでしょうか。

整理しましたので一緒に確認しましょう。

私が一番最初にお話しするのが、「事業コンセプト」を決めることです。

事業コンセプトという言葉は分かるようで、分からないですよね。​

簡単にいうと、やりたいことをまとめるということです。

当然と思われたかもしれませんが、それができません。

創業時には一転集中し、ブレないコンセプトを持つことが重要です。日本政策金融公庫から創業融資を受ける時にも必要になります。

では、「事業コンセプト」というのは何でしょうか。

シンプルには、

  • 誰に
  • 何を
  • いくらで売るか

です。

「誰に」は、船橋に住んでいる人起業を目指している人市川市に関連がある人などではダメです。

人物像レベルまでイメージすることで、ライフスタイルや持っているもの、趣味まで推測できるので、売るためのポイントや売りための営業方法を考えることができます。

具体的には、個人消費者向けビジネスの場合には、年代・性別・既婚/未婚・居住エリア・家・仕事・年収・雑誌購入頻度・ファッション・外食頻度・交流関係などをプロファイリングします。

顧客にとなる人物像を自分で作りましょう!

何をには、商品名・商品の品質・販売単価を決めることです。

商品名は、分かりやすく覚えやすくするのが基本です。商品名を聞いてもイメージができなければ、お客様は購入しません。商品の特徴を商品名で伝えることができれば、インパクトが出ます。
また、商品に対する想いを込めた商品名にすると、商品開発にストーリーともマッチし、訴求しやすくなります。

商品の品質では、企画段階から商品の完成イメージ(着地)を決めておくことが大切です。着地が決まらないと、永遠に開発が終わりません。時代の流れが早いため、常に商品を改良しなければなりません。そのため、完成イメージを決め、完成したら直ぐにリリースしなれば、資金が枯渇します。

ここで重要なのが、①誰にで決めたプロファイリングです。製作している商品の品質がそれらの方のニーズにマッチているかを考えます。そこからズレていると売れません。商品の品質か販売ターゲット変える必要があります。

最後に販売単価を決めることです。販売単価は、3つの観点から総合的に決めます。

お客さんが納得する価格設定なのか

今の時代は安いから売れるのではないです。

価値やブランド力があると高くても売れます。

ターゲットにしている顧客が購入できる金額の範囲で考えます。

ライバルの価格設定は?

ライバルの価格との比較です。今の世の中で、比較しないで購入することは少ないと思います。品質や価格などを比較して決めますので、競合の価格設定を意識して、価格設定をします。

利益を取れる水準か

最後に、利益を考えます。

上記で売れる金額を設定できれば、利益が必然として決まります。

家賃や人件費、広告費など会社運営は意外とお金がかかります。それらを考慮して、適正な利益水準になっているかを検証しましょう。

 

起業したい人はまずは、「事業コンセプト」を決めましょう!
それができれば、準備の50%以上は終わっていると言っても過言ではありません。

日本政策金融公庫や金融機関への説明も必要になるので、分かりやすい形でまとめてください。

 

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