会社の設立登記が終わったら、まず行わなければならないのが、銀行口座の開設です。
銀行といっても、たくさんあります。特徴を考えて、口座を作りましょう。
ちなみに、複数の銀行口座を所有することは問題ありません。
種類 | 特徴 |
都市銀行 (メガバンク) | 全国展開している規模の大きい銀行。信頼度が高い 大企業から個人まで広く取引を行っている |
地方銀行 (ちぎん) | 各都道府県に本店を構える銀行 基本的に都道府県内で業務を行っている 中小企業にも細やかな対応が期待できる |
信用金庫 (しんきん) | 会員の出資による協同組織 営業エリアが限定的。地域の零細・個人専門の銀行 |
信用組合 (しんくみ) | 組合員の出資による協同組織。 営業エリアが限定的。地域の零細・個人専門の銀行 |
ネット銀行 | 実店舗を持たずに、インターネットだけで営む銀行 |
銀行口座の開設は年々厳しくなっています。
銀行は社長を見ていますので、信頼される服装で出向き、事業内容をしっかり説明しましょう。
公庫から融資を受けている場合には、一定の審査をクリアしていることになりますので、
その旨をしっかり伝えましょう。
口座開設時に持参する資料は以下の通りです。
・履歴事項全部証明書(3カ月以内のもの)
・会社の銀行印
・免許証などの身分証明書
・入金するお金(1,000円でOK)
・事業内容がわかるもの
・事務所/店舗の賃貸契約書、公共料金の請求書
一番信頼されるのが、専門家(税理士等)を経由して申し込むことです。専門家と銀行で信頼関係があるときには、銀行は信頼しやすいです。