自由記述のため、全く記載しない人が見受けられます。
せっかく、日本政策金融公庫や銀行にアピールできる場所ですので、積極的に記載しましょう。
基本的に、自由記述前までで、融資に必要な情報は記載しています。
そのために何を記載するか困る方がいます。
記載に困ったら、創業計画書のまとめを記載するのが一番わかりやすいです。その事業の想いや創業のきっかけなども含めて、熱意をもって、記載しましょう。恥ずかしがることはないです。
そのような熱い人を応援したくなりますので、今考えている想いを伝えましょう。
日本人は自分をアピールすることが弱い人が多いです。
「出る杭は打たれる」と子供の頃から教えられているからかもしれません。
しかし、融資を受けるためにはそんなことを言ってはいられません。
自己資金が少ない人必見!
自分をアポールする3つのポイントをご説明します。
過去に勤務先での売上実績や役職等は、自分が説明しないと外部の人は分かりません。
素晴らしい実績を残しているのに、"大したことがない"と記述しない方が多いです。
同僚の方が優れていた・稼いでいたとしても、自分の実績をアピールしましょう!
必ず評価が高まります。記載しないのは非常にもったいないです!
起業に向けた準備期間が長い人は成功の確率が高まるため、日本政策金融公庫の評価は高まります。
上司とケンカして、会社を辞めたと言われても、準備不足で成功の確率は下がるように感じますよね。
具体的にいつ開業・独立を意識して、それから起業時までに何を準備したかを記載しましょう。
例えば、以下のような感じです。
また、交流会に参加した、市町村が行っている起業セミナーに参加したなどもプラス材料です。
起業前の自分の行動を見直して記載しましょう!
前職のお客さんで独立したら来てくれると言っている人は強い味方です。
また、前職で知り合った人も顧客になる可能性が高いので見込みリストとして作成することができます。
それらの名刺の数や顧客数を調べてみましょう。
実はかなりの数があると思います。それが強みになります。
公庫のフォーマットには、「追加でアピールしたいこと、事業を行ううえでの悩み、欲しいアドバイス等」と書いてあります。
「追加でアピールしたいこと」は積極的に記載してください!プラスの評価になることは間違いなしです。
一方で、「事業を行ううえでの悩み」と「欲しいアドバイス」に関しては記載しないことをお勧めしています。
事業が成功するのか心配や人が採用できるか不安などを書いても、公庫の担当者は自信がない人と判断します。
公庫は始めたあった人を信用して、融資をしますので、自信がない発言や仕草はマイナスの評価になります。ネガティブなことを書くのはやめましょう!
知っているようで知らないのが「自分のこと」です。
働いている業界に詳しくない人にとって、その業界で●年勤務していた、●の技術を持っているということは非常に強みです。
けど自分では当たり前となって、アピールになると気づかないケースが非常に多いです。
当社でもそのようなお客様にお会いします。
実は効率的かつ最も評価が高まるアピールをするためには、第三者に自分の経験等を聞いてもらいまとめてもらうのが一番!です。
その第三者は同業の人はダメです。自分より経験が長いとか、技術を持っているとかで判断するので、客観的に見ることができません。
適度に業界が分かっていて、銀行が知りたいことに精通して、銀行内の評価に精通した第三者が一番適切です。
創業融資で断れる方の大半が、自分で申請して失敗しています。自分の評価ができないからです。
融資を確実に受けたいなら、第三者のアドバイス・意見を聞いてみましょう!!
※ 本内容は掲載時の法令等に基づき記載しています。法令改正等で変更になっていることもありますので、最寄りの税務署又は税理士に確認して下さい。本内容に関する責任は一切負いかねます。