白色申告の帳簿の付け方

売上関係

次の内容を記載しなければなりません。

1. 取引の年月日
2. 売上先の相手方の氏名・名称
3. 売上の金額
4. 日々の売上の合計金額

次に掲げることもできます。

1. 少額な現金売上高を日々の合計金額のみを一括記載すること
2. 小売その他これに類するものを行う者の現金売上については、日々の合計金額のみを一括記載すること
3. 保存している納品書控、請求書控等によりその内容を確認できる取引については、日々の合計金額のみを一括記載すること
4. 掛売上の取引で保存している納品書控、請求書控等によりその内容を確認できるものについては、日々の記載を省略し、現実に代金を受け取つた時に現金売上として記載すること。この場合、年末における売掛金の残高を記載すること
5. 時貸については、日々の記載を省略し、現実に代金を受け取つた時に現金売上として記載すること。この場合、年末における時貸の残高を記載すること
6. 棚卸資産の家事消費等については、年末において、消費等をしたものの種類別に、その合計金額を見積もり、当該合計金額のみを一括記載すること

次の内容を記載しなければなりません。

• 取引の年月日
• 事由
• 相手方の氏名・名称
• 金額

次に掲げることもできます

1. 少額な雑収入等については、その事由ごとに、日々の合計金額のみを一括記載すること
2. 現実に入金した時に記載すること。この場合、年末における雑収入等の未収額及び前受額を記載すること

次の内容を記載しなければなりません。

• 取引の年月日
• 相手方の氏名・名称
• 金額
• 日々の仕入の合計金額

ただし、次に掲げることもできます。

1. 少額な現金仕入については、日々の合計金額のみを一括記載
2. 保存している納品書、請求書等によりその内容を確認できる取引については、日々の合計金額のみを一括記載
3. 掛仕入の取引で保存している納品書、請求書等によりその内容を確認できるものについては、日々の記載を省略し、現実に代金を支払つた時に現金仕入として記載
   この場合、年末における買掛金の残高を記載
4. 時借については、日々の記載を省略し、現実に代金を支払つた時に現金仕入として記載
   この場合、年末における時借の残高を記載

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給与賃金、外注工賃、減価償却費、貸倒金、地代家賃、利子割引料及びその他の経費の項目に区分して、以下を記載しなければなりません。

• 取引の年月日
• 事由
• 支払先の氏名・名称
• 金額

ただし、次に掲げるところによることができる。

1. 少額な費用については、その項目ごとに、日々の合計金額のみを一括記載
2. 現実に出金した時に記載
   この場合、年末における費用の未払額及び前払額を記載

収入関係

賃貸料、雑収入のようにそれぞれ適宜な項目に区分して、以下を記載しなければなりません

• 取引の年月日
• 事由
• 相手方
• 金額

保存している契約書、領収書控等によりその内容を確認できる取引は、その項目ごとに、日々の合計金額のみを一括して記載することも可能です

給与賃金、減価償却費、貸倒金、地代、借入金利子及びその他の経費の項目に区分して、以下を記載する。

• 取引の年月日
• 事由
• 支払先
• 金額

次に掲げるところによることができます。

1. 少額な費用については、その項目ごとに、日々の合計金額のみを一括記載
2. 現実に出金した時に記載
   この場合、年末における費用の未払額及び前払額を記載