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松戸市で税金や融資、Freee導入などを支援する細川直哉
松戸市でこれから事業を始める方や、創業して間もない事業者は、千葉県制度融資の創業資金や日本政策金融公庫の創業融資などを利用できる場合があります。
また、一定の要件を満たすと、松戸市による利子補給や信用保証料の補助を受けられる場合があります。
創業時の資金調達では、融資条件だけでなく、これらの支援制度もあわせて確認することが重要です。
松戸市中小企業振興資金利子補給制度は、対象となる融資を利用した市内事業者に対して、支払った利息の一部を松戸市が補助する制度です。
対象となるのは、千葉県制度融資の一部やマル経融資などで、利子補給率は年1.0%以内です。対象期間は原則として融資契約の初回返済日から3年間となります。
なお、毎年度の予算に基づく制度のため、3年間の補助が保証されているわけではなく、申請状況によって利子補給率が下がる場合があります。
千葉県制度融資は、千葉県・金融機関・千葉県信用保証協会が連携して、中小企業者の資金調達を支援する制度です。千葉県内で創業する方や創業後5年未満の方を対象とした「創業資金」も用意されています。
松戸市では、この創業資金について一定の要件を満たす場合、支払った利息の一部について利子補給を受けることができます。なお、創業資金で松戸市の利子補給を受けるには、特定創業支援等事業の証明書の取得が必要です。
日本政策金融公庫では、これから創業する方や創業後おおむね7年以内の方を対象に、「新規開業・スタートアップ支援資金」を設けています。設備資金や運転資金に利用でき、融資限度額は7,200万円です。
松戸市では、一定の要件を満たして日本政策金融公庫の対象となる創業関連融資を利用した場合、支払った利息の一部について利子補給を受けられる場合があります。
マル経融資は、商工会議所などの経営指導を受けている小規模事業者が、商工会議所の推薦を受けて日本政策金融公庫から融資を受ける制度です。
無担保・無保証人で利用でき、融資限度額は2,000万円です。松戸市では、松戸商工会議所の推薦を受けてマル経融資を利用した事業者について、一定の要件を満たす場合に利子補給を行っています。
松戸市の利子補給を受けるためには、松戸市内に主たる事業所があることが必要です。
法人の場合は、松戸市内に本店登記があることが要件です。市内に支店があっても、本店登記が市外にある場合は対象となりません。
個人事業主の場合は、本人の住所と主たる事業所の両方が松戸市内にあることが必要です。
千葉県制度融資の「創業資金」や日本政策金融公庫の「創業関連融資」について松戸市の利子補給を受ける場合は、特定創業支援等事業の証明書の取得が必要です。
松戸市が認定する創業相談や創業塾などを規定回数受講し、経営・財務・人材育成・販路開拓について学ぶことで、証明書の交付を受けることができます。
松戸市の利子補給を受けるためには、納期限が到来している市税を滞納していないことが必要です。
申請時には松戸市が納税状況を確認するため、市税に未納がある場合は利子補給を受けることができません。
申請を予定している場合は、事前に市税の納付状況を確認しておきましょう。
松戸市中小企業振興資金利子補給制度の利子補給率は、年1.0%以内です。ただし、融資利率が1.0%を下回る場合は、融資利率が上限となります。
また、申請総額が松戸市の予算を上回る場合には、利子補給率が引き下げられることがあります。
実際に令和7年度の利子補給率は0.889%で、令和3年度から令和6年度までは1.0%でした。
松戸市の利子補給を受けられる期間は、対象融資の初回の利子支払日から3年間です。
ただし、この制度は毎年度の予算に基づいて実施されるため、3年間の利子補給が保証されているわけではありません。制度内容が変更される場合もあります。
利子補給額は、「対象期間中に支払った利子額 × 利子補給率 ÷ 融資利率」で計算します。
例えば、年利2.5%で3,000万円を借り入れ、対象期間中に支払った利息が52万円、利子補給率が1.0%の場合は、
52万円 × 1.0% ÷ 2.5% = 20万8,000円
となり、20万8,000円の利子補給を受けられます。
なお、実際の利子補給率は申請状況によって1.0%を下回る場合があります。
松戸市の創業者保証料補助金の対象となるのは、千葉県制度融資「創業資金」の一般枠のうち、千葉県による信用保証料の補助を受けた融資です。
松戸市では、千葉県の保証料補助に上乗せする形で、創業者が負担した信用保証料の一部を補助します。
なお、千葉県制度融資の創業資金であっても、利用する保証制度によっては対象外となるため、融資を受ける際に対象となるか確認しておきましょう。
松戸市の創業者保証料補助金を受けるためには、主に次の要件を満たす必要があります。
また、対象となる融資は、千葉県制度融資「創業資金」の一般枠のうち、一定の要件を満たすものに限られます。
松戸市の創業者向け利子補給や保証料補助の利用を検討する場合は、まず松戸市の特定創業支援等事業を受けます。
創業相談や創業塾などを通じて、経営・財務・人材育成・販路開拓について継続的な支援を受け、要件を満たすと松戸市から証明書の交付を受けることができます。
この証明書は、対象となる創業融資の利子補給や保証料補助を受ける際に必要となります。
創業融資を申し込む前に、事業計画と必要な資金を具体的に整理します。
事業内容や売上・利益の見込み、自己資金、設備資金・運転資金の使い道などを明確にし、借入後の返済が可能であることを説明できる計画を作成します。
特に創業融資では過去の決算実績がないため、事業計画の実現可能性や自己資金、資金使途などが重要な審査材料となります。
事業計画と資金計画がまとまったら、金融機関または日本政策金融公庫へ創業融資を申し込みます。
千葉県制度融資の「創業資金」を利用する場合は、金融機関を通じて申し込み、金融機関と千葉県信用保証協会による審査を受けます。
日本政策金融公庫を利用する場合は、公庫へ直接申し込み、事業計画や自己資金、資金使途などについて審査を受けます。
複数の制度を利用できる場合は、金利だけでなく、融資期間や保証料、松戸市の利子補給・保証料補助まで含めて比較することが重要です。
対象となる融資を受けた後は、松戸市へ利子補給の申請を行います。
利子補給は自動的に受けられるものではなく、毎年度、松戸市への申請が必要です。申請時期や必要書類を確認し、期限内に手続きを行いましょう。
なお、利子補給率は年1.0%以内ですが、申請総額が予算を上回る場合には補給率が引き下げられることがあります。
創業時は、できるだけ多くの資金を確保したいと考えがちですが、融資は返済する必要があります。
大切なのは、借りられる上限額ではなく、事業から生み出される利益やキャッシュフローで無理なく返済できる金額を借りることです。
創業後は計画どおりに売上が伸びないこともあります。一定の運転資金を確保しながら返済を続けられるよう、余裕を持った資金計画を作成しましょう。
創業融資では、利用する融資制度の選択だけでなく、自己資金や事業計画、資金使途、返済計画などを整理して申し込むことが重要です。
税理士法人リアドリでは、松戸市で創業を予定している方に対して、創業計画書の作成から金融機関の選定、融資申込みまでサポートしています。
金融機関出身の税理士が、事業内容や必要資金を確認したうえで、融資を受けるための事業計画づくりを支援します。
会社設立や税務顧問、創業後の資金繰りまで継続してサポートできますので、松戸市で創業融資を検討している方はお気軽にご相談ください。