千葉県市川市の税理士が教える

法人税の税務調査(令和6年)

はじめに

税務調査は3年に1回来ますか!???

当社にもよく相談される内容のひとつです。
実際に調査の件数などは国税庁から公表されていますのでご説明します。

概要

調査の件数は前年よりも5.3%増加しています。法人の件数が増えていますので件数も増えています。

特質すべき事項は、1当たりの追徴税額は直近10年で3番目に高い水準になっています。指摘されると大きな税額を負担していることを示しています。

  令和5年 令和6年  
  件数 件数 前年対比
実地調査件数 14,670件 15,441件 105.3%
申告漏れ金額 4,752億円 3,660億円 77.0%
追徴税額 1,488億円 1,618億円 108.7%
1件当たり追徴税額 10,215千円 10,570千円 103.5%

詳細分析

法人税の実地調査の状況は以下の通りです。

実地調査を行ったときに修正申告した割合は78.9%です。約8割が修正しています。2割は修正申告していない、指摘事項がないということになります。

  令和5年   令和6年  
  件数 前年対比 件数 前年対比
実地調査件数 14,670件 96.6% 15,441件 105.3%
修正申告した件数 11,523件 98.4% 12,186件 105.8%
上記のうち不正があった件数 3,277件 105.6% 3,428件 104.6%
申告漏れ金額 4,752億円 131.7% 3,660億円 77.0%
上記のうち不正金額 831億円 88.9% 1,017億円 122.4%
追徴税額 988億円 122.3% 1,065億円 107.8%
加算税額 143億円 112.0% 157億円 109.8%
不正があった件数 22.3% +1.9 22.2% △0.1
1件当たり申告漏れ額 32,393千円 136.3% 23,704千円 73.2%
1件当たり不正所得金額 25,367千円 84.2% 29,671千円 117.0%
1件当たり追徴税額 6,735千円 126.6% 6,899千円 102.4%

税務調査でターゲットになりやすい会社

適正・公正な課税を促進するために、国税が課税を強化しているのが、以下の3点です。

  • 海外取引が多い法人
  • 消費税還付
  • 海外の源泉徴収漏れ
  • 無申告の把握

不正の発見割合が高い業種は、"その他の飲食"で36.2%です。令和3年の業種別不正割合の順位が5位から1位になりました。コロナも明けて、飲食関係が増えているおの要因と思われます。

 

※ 本内容は掲載時の法令等に基づき記載しています。法令改正等で変更になっていることもありますので、最寄りの税務署又は税理士に確認して下さい。本内容に関する責任は一切負いかねます。

パソコン|モバイル
ページトップに戻る